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戻る介護現場における生産性向上に関する研究
戻るプロジェクト名 | 介護現場における生産性向上に関する研究 |
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種別?領域 | 共同研究(行政等?企業等) |
研究期間 | 2024年度~ 2027年度 |
プロジェクト組織 | 黒河 昭雄講師(リーダー)、草野 哲史研究員、熊澤 大輔研究員、杉本 悠貴 |
プロジェクト概要 | 本研究は、介護現場において新たに介護ロボットや介護機器を導入することで、介護現場のオペレーションの生産性が向上するかについて検証するものである。 具体的には、神奈川県が開発支援を行ってきた介護ロボットやデバイスのうち、実際に介護現場のニーズに合致したものを対象に、県内の介護事業所および在宅介護現場において実際に機器の導入を行い、導入前および導入後に介護者の精神的な健康状態(WHO-5)や負担感(SRS-18)がどのように変化したのかに加え、動作?時間研究として業務の生産性がいかに変化したのかを評価することで、介護ロボットおよび介護機器の導入の有効性について特に介護現場のオペレーションの生産性の観点から検証を行うことを目的とする。
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リンク |
表1. 見守り機器導入: 職員の業務時間(施設単位)

ロボット介護機器を導入することで、直接介護は3.4分減少し、間接業務は4.9 分減少、休憩時間が21 分増加した。
表2. 見守り機器導入: 職員の業務時間(個人単位)

直接介護と間接業務についてはそれぞれ4.4 分、9.2 分減少した。休憩時間については統計的には有意ではないが30 分増加。